最初は、去年訪問して内覧時間に間に合わなかった、山元町の中浜小学校。この学校は震災時、津波に飲み込まれて廃校となってしまった。でも、震災当日は全員屋上に避難し、津波高さギリで全員助かったらしい。それでも小学生たちが、死と直面した極寒&暗闇で、一晩過ごしたことを想像するだけで胸が苦しい。
震災遺構の中浜小学校
拝観料を支払えば内覧可
震災を受けた東北4県の沿岸部には、多くの震災遺構や伝承館があるけど、全て回れないのでドライブしながら目に焼き付けた。多くの沿岸部は、津波で流され建物は少ない。公園や畑になっているところが多い。災害危険区域に指定され、居住棟の再建築はできないらしい。新しいコンクリートの防波堤や壁。新たに植えられた樹木。広大な敷地の公園。どこも似たような景色が少し複雑。
仙台市&仙台空港、塩釜市、松島市、塩釜市、石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市と可能な範囲で湾岸エリアをドライブした。ところで、女川駅前にあるシーパルピア商店街にあった、コンポスファクトリーが無くなっていた。ここには段ボール素材で作られた、実物大のダンボルギーニが展示されていた。ネットで調べたら22年11月に、役目を果たしたとして閉店したらしい。残念。
こんな感じで海沿いをドライブ
ダンボルギーニ(20年11月撮影)
そんなこんなで気仙沼市。明日は岩手県南部沿岸の大船渡からスタート。
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