2022年05月13日

車いすが足りない…

   今日は予定がドタキャンになったため、急きょ、ある病院を訪ねてきた。ティエスで一番大きな病院らしいけど、決して日本で見ることはないスタイル。広い敷地に平屋の建物が幾つも並んでいて、それらが一つずつの科になってる。眼科は半屋外のような場所でも受診が行われてた。備品の車いすやストレッチャーも古いしひどい状態。何とかしたい!って、思うことしかできない。

1652454437572-0.jpg
病院のエントランス
1652454476626-0.jpg
眼科では視力検査が行われていた
DSC_0702.JPG
院内の車いすは2台で1台はタイヤ(ゴム部分)とステップが取れている(14日追加)
1652468964448-0.jpg
外に放置のストレッチャーは廃棄かと思いきや使用している

   それから、バスケの練習でも車いすの問題がつきまとう。ほとんど15-20年前の車いすで、消耗や破損がひどくギリギリの状態。というか、常に壊れて応急処置しながらプレー。前回の練習でフレームが折れ鉄製のバスケ車は、近所の鉄工所で溶接修理した。しかし、まっすぐ走らない、水平も垂直も出てない、漕いでも抵抗が掛かって進まない。もう一台はリヤキャスターが破損して、別の車いすから外した部品を無理やり取り付け。どっちの車いすも、日本なら確実に廃棄処分だと思う。

1652481379125-0.jpg
何度も折れては溶接している鉄製バスケ車
1652481406246-0.jpg
アメリカ製のバスケ車は20年前のシロモノ

   日本では企業や24時間テレビなどの支援で、たくさんの新車が全国に寄贈される。本当に幸せな国だと思うし、改めて裕福な国であると思った。そして、セネガルを始めアフリカ諸国は、世界で一番遅れていることも事実。ここ20年で東南アジア諸国でさえ、貧困が右下がりなのに対して、なぜアフリカだけ横ばいなのか。遠い国の話で終わらせてはならない。そんな思いがつのるばかり。

   どうか世界にも目を向けて欲しい。日本で廃棄される車いすが、彼らにとっては宝物となり得ることを知って欲しい。日本が人手不足で困っている状況に反して、セネガルでは技術を身に付けながら、仕事がなくて力を持て余している若者が大勢いることを知って欲しい。何とか解消する手段はないものか?そんな思いで悶々とする。途上国を訪れると楽しい時間の中、いつもこのジレンマ。

   少し前の独り言で、セネガル(アフリカ)でも、結構物は揃ってると書いたけど、まだまだ不十分であることは否定できない。俺は彼らのために、何ができるのだろう…。

posted by J's page at 23:59| 独り言