2021年04月25日

激安?バスケ車見つけた!

   以前から「KADOKURA」(カドクラ)という、ブランド名は知ってた。たぶん、全て海外で生産して、日本国内で安価を実現している会社。松永製作所に勤務していた頃も、全く競合することが無かった会社なので、それほど詳しく知る機会もなかった。

   フリーとなって、色んな情報を得るためネットサーフィンしてたら、「KADOKURA」のサイトに行き当たった。実は車いすスポーツの普及を考える上で、一番ネックになってるのが競技用(体験用)車いすの価格。競技用は販売台数が少ないので、海外生産するスケールメリットがない。国内で製作すれば、仮に同じサイズであっても、職人が1台ずつゼロから作り上げる。国産手作り製品ゆえに、安価にできない理由がある。これは、家電などを含めて、全ての製造業でも言えることではないだろうか。ちなみに、国産であれば安くても20万円以上する事実。

   俺は日本製が世界で一番優れていると思っている。特に性能を必要とするトップレベルの選手が使用する車いすは「日本製」推し。ただ、底辺を広げる普及を考えると、1台20万円以上する状況はツラい。それでも、国内ならば寄付等を含めて購入や寄贈が可能なレベル。しかし、途上国や中進国ではハードルが高すぎる。今こそ、色んな視点で物ごとを考える必要性感じる。高価であっても、ユーザーに届ける手段を考えるのも一つ。また、普及用に超安価な車いすを想像する余地もありそう。

   もしかしたら、この話題はある意味タブーかも。でも、俺は良い物は良いと評価し、積極的に取り入れたい。ただ、「KADOKURA」を話題にしたのは、この製品が良い!と言いたいからじゃない。実際の車いすは見たことも、乗ったことも無いしね。ただ、こんな安価な競技用車いすがあったのか!?という驚きと事実。また、興味がある方にとっては、入手できる手段になるかもな〜と。

キャプチャ2.PNG
画像を見る限り悪くないけど、説明文がやや意味不明(笑)

   画像を見る限り、各メーカーのバスケス車を見て研究した様子が伺える。今流行りのフレームワーク、高さ調整式リアツインキャスター。また、バンパー形状は旧タイプよりも実用的になっている。更に、既成寸法ながら各部寸法は、需要の高い寸法範囲。性能は二の次だとすれば良くできている”気がする”(笑)あくまでも画像を見る限りの話で、俺は何の責任も負えないので悪しからず!

posted by J's page at 15:39| 独り言