2021年01月13日

同士に捧げるディープな話!

   昨日の話題は若干ディープだった(笑)しかし、今日はもっとディープな世界に足を踏み入れてみる。なぜ車いす販売業では食べていけないのか?幾つか理由はあると思う。まず、車いすの価格は国が定めた給付基準価格に基づいているけど、この基準価格が厄介というか問題。自動車だって大衆車もあれば高級車もある。高級車を買うならば、当然高額な費用が掛かることは子供でも分かる。しかし車いすの場合、その給付基準額(大衆車価格)を盾にとって、高級車を買っても給付額を超え差額(俗に”手出し金”と言う)を、負担したがらない同士(障害者)が多い。結局、販売業者が役所と個人ユーザーに挟まれる形で、利益を削って販売することになる。もちろん、全てではないけど、多くは薄い利益の上に値引きを強いられる。

   なら、仕事を受けなければいいじゃん!って思う?でも、こんな狭い世界で仕事を断れば、変な噂を流されたり、行政サイドに悪い印象を与えてしまう。だから販売業者は泣く泣く利益削って仕事を受ける。まあ、企業間の競争なら当たり前とも思うけど、適正な価格で勝負できないんだからツラい。しかも、プロショップが廃業して困るのは、俺を含む車いすのアクティブユーザー。自分たちで自分たちの首を絞めている形になるわけ。業者は数万円の利益で相談、採寸、完成チェック、納品、メンテ調整と、ユーザー宅や病院を何度も往復する。その旅費や経費ですら出ず、全て車いすの販売薄利益で賄うことになる。賄えてないケースも多いと思うが(苦笑)

   そして2つ目の理由は、販売業者の人たちは使命感強すぎる。とにかく、営業マンは障害者のユーザーを助けたい!たいという使命感を持った方が多い。だから、年末年始の休みでも深夜でも修理やサポート対応する。しかも、無料か無料に近い対価。経費もかさむし体力や気力も消耗する。確かに、車いすがパンクしたら一大事!でも、年末年始や深夜に平気で連絡をくれるユーザーは考えないと。俺もメーカー営業時代に、何度も深夜や休日に電話で呼び出された経験がある。チューブ1本交換しても3千円くらい。深夜に車飛ばして往復2時間かけて行って、交換作業までして3千円って(泣)そんな対応をし続けたら滅入るはず。俺たちユーザー側にも問題があるというか、相手にも生活や事情があることを考えないと。もちろん、これは傾向であって全てではないので誤解なきように。

   俺は障害者の側だけど、そんな横柄な態度にならない。ある程度は我慢も必要。万が一に備えた準備も必要。タイヤ交換や簡単なメンテナンスくらい、自分でできるようにすれば良いのでは?と思う。きっと、俺が健常者の立場から、この話題を書いたら炎上間違いない。障害者であっても炎上かな〜!?(苦笑)でもね、間違いは正す必要がある。障害者だから、何でも許される訳ではない。同士よ!その辺をしっかり理解して真摯に対応しよう。俺はどっちの気持ちも分かるけど、少し障害者(ユーザー)側が、我がまますぎる傾向を感じてる。俺自身も気をつける。人にやさしく。少しでもそうなれたいいね。

posted by J's page at 23:26| 独り言