野口さんとの出会いは31年前。俺が19歳で千葉ホークスに入部したとき。野口さんはベテランながら、現役でプレーしていた大先輩である。本人は照れ屋なのか?普段は言葉少ない上に、ぶっきら棒な話し方をする人だった。しかし、いつもチームや選手たち(後輩たち)に寄り添って、サポートしてくれる優しい先輩でもあった。野口さんとの思い出は尽きないし、俺と同じ思いを持ってる、千葉ホークスの選手やOB・OG、関係者の方々も少なくないはず。
数年前から大病をわずらって、入退院を繰り返していることは知ってた。俺は一昨年末頃、お見舞いに行きたいと話していた矢先、コロナの大流行でその機会を失った。ホークスの先輩とも、コロナが収束したらお見舞いに行こうと話してたんだけど…。そして、コロナのせいで葬儀にすら参列ができない悔しさ。本当に悔しい。落ち着いたら必ず墓前へ挨拶に行く。
車いすバスケットボールの普及や育成、車いすバスケットボール連盟でもご尽力された野口美一さん。本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。個人的にも大変お世話になりました。ここに謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。野口さん、ゆっくり休んで下さい。

※この画像はネットから拝借しました。
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