2022年05月22日

ダカール最終日

   なぜ、セネガル滞在中、残り1週間をダカールで過ごしたかと言えば、JICA事務所や日本大使公邸に、活動報告の訪問予定があったこと。しかし、何よりも絶対にいる必要があったのは、出国72時間以内に受けたPCR検査の、陰性証明書が必要だったから。これがないと飛行にすら乗れないらしい。 

   今朝検査を受けてきて、夕方無事に陰性証明が携帯電話に送られてきた。これで安心して帰国できるけど、明日は再び病院に行って、日本が指定した用紙に転記してもらう必要があった。ゆえに、月曜日まではダカールに滞在する必要があった。

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無事に届いた陰性証明

   ダカール最後の夜は、お世話になった日本人の方と、中華のテイクアウト料理で晩ご飯。本場中国人経営の店らしく、どれもこれも美味しかった。最後の最後まで、楽しくて美味しい時間をありがとうございました。感謝。

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どれも美味しかった!


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2022年05月21日

zoomイベントからのゴレ島観光

   午前中に日本と中継でオンラインイベント開催。活動報告的な感じで1時間くらい話させてもらった。それから、また松尾さんが遠いマルシェまで歩いて、ダカールの様子も配信した。色々と伝えたいことは多くキリなかっけど、参加者に思いは伝わったと思う。成功だったのでは。

   昼からゴレ島の観光にでかけた。途中の街中で、多く車いす集団を発見して声を掛けた。苦しい上状況の中でも、強くたくましく生きてる。俺が何とかしたい!って思った。

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街中で物乞いをする人々

   その後、船に乗りゴレ島を訪問。かつて奴隷貿易で栄えた島。酷いことが起こってたことに腹立たしく思う。これ以上コメントしたくないから、興味ある方は下記に飛ぶか調べて。

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ゴレ島

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壁に記された奴隷の記録画

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%AC%E5%B3%B6

   実は腹痛がある。多分、ダカールにきて食べ過ぎと思う。今夜は海鮮に行く予定だったけど、大人しく部屋で休むとする。



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2022年05月20日

セネガルの活動締めくくり

   今日、5月20日金曜日は、事実上の活動最終日。午前中に国際協力機構(JICA)セネガル事務所を訪問し、WIHT PEERの活動報告や今後の協力依頼。松尾さんは元セネガル隊員だし、神保も元マレーシア短期隊員だから、そういう意味では故郷訪問って感じ(笑)森下所長はじめ4名の職員が迎えてくれて、熱心に話を聞いてもらえた。今後も様々な協力関係が築けることを期待。

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JICAセネガル事務所にて記念撮影

   そして、最後の最後。まさかの日本大使公邸にご招待いただき、活動報告を兼ねた夕食会に行ってきた。実は、過去にも大使館(大使公邸)に招待受けた経験あるけど、基本的にJICAや国の機関と連携した活動のみ。今回みたいに個人商店のような活動で、招待を受けるのは驚きだし大変光栄。大使公邸に入る前から、掲揚された日本国旗を見て感動してた。

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在セネガル日本大使公邸の国旗を見て感動!

   伊澤特命全権大使と一等書記官の松ア様にご対応いただいた。伊澤大使は気さくで理解があり、フットワークも軽そうな方で嬉しくなった。WHIT PEERの活動を、応援して下さる提案やアドバイスをたくさんいただいた。感謝。また、松ア様にも色々アドバイスやアシストをいただき、これまた感謝。しかも、この独り言を見ていただいていることも知った。嬉しすぎる(笑)こんな形で最後を締めくくれるのって、タイミング的にも最高だね。

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右から伊澤大使、神保、松尾さん、松ア一等書記官
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セネガルで美味しい日本食のフルコース!ご馳走様でした

   自分たちがしてきた活動は、自信を持って報告できたし、未来につながるものと確信してる。あとは、明日のオンラインイベントに全力投球。

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2022年05月19日

ダカールも刺激的!

   早いもので、今日で3日目となるダカール。あまりに刺激的だし、ティエスとは全く違う環境に驚きながら、活動を開始してあっという間の2日間。

   初日の晩、ダカール唯一の日本人が経営する、日本食レストラン和心に。しかも、松尾さんの知り合いや、知り合いの知り合い(他人?)も大勢集まり、最終的に15人くらいになってた。セネガルでプロのダンサーしてる方、起業してビジネス展開してる方、海外出張中や現地で働いている方など様々。みな個性的だし、異国の地で思い思いの人生を描いてる。そんな出会いや情報交換が刺激的で、自分を後押しする原動力となる。素敵な出会いに感謝。

   街中のアクセシビリティ調査も実施した。連日アップダウンの多いダカールの街を4-5時間動き回った。帰宅時はクタクタで汗ビショビショ。でも、せっかくセネガルまできたんだし、自分ができることは面倒がらず何でもやる。今日は少しゆっくりで、メール処理や資料作りに没頭中。このあとは日本とのzoom会議が入っているけど、毎日充実してて1日が濃い〜のなんの(笑)

   話題があり過ぎるから、絞って2つ紹介。まず、国立の障がい者支援学校のTALIBOU DABO(タリブダボ)視察。正直あまり期待しないで行ったけど、どの担当者や先生方も情熱的で熱心に語ってくれた。現状の問題点や課題点に、活動に関する様々な情報や思いを聞かせてくれた。その中でも、発達障がい児のプログラムを担当する女性のディレクターは、約1時間にわたり熱心に話してくれた。その中で驚いたのは、日本人の指導によって確立されたプログラムと言うこと。それらをしっかり継承しながら、経過実績を観察していることも素晴らしい。JICAで入った隊員の功績と、日本で発達問題かかえる児童の、支援プログラムを展開する津田のぞみさん。俺は知らなかったけど、セネガルをはじめ世界で認められた、日本人の方を紹介したい。

https://www.nozomic.org/
津田のぞみさんが運営する「のぞみ発達クリニック」

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基本施設内は撮影禁止だけど、ギリギリのところで撮影

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これも盗撮状態でしれ〜っと撮影

   それから、ダカールでバスケの大会がってて、松尾さんのコネクションを頼りにアポをってくれたのが、ダカール一のバスケ専用コートを管理する館長。で、招待受けて大会を観戦してきたけど、ついでに?セネガルバスケ協会会長やテクニカルディレクターを紹介していただいた。で、車いすバスケの支援要請。すぐに変わることはないと思うけど、日本からきたパラリンピアン(えらそうにスイマセン)が、彼らにインパクトは与えられたと思う(笑)

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セネガルバスケ協会会長(右)とテクニカルディレクター(左)
※この会場で車いすバスケの全国大会も開催されてるらしい!

   最後に、途上国の街中は大変なことが多い。首都ダカールでも日本と比較したら難関。それでもセネガルという国を少しでも知れて、今後発展する過程を見られると思うとワクワク。久しぶりに無茶して、歩道橋を地べた張ってのぼりキツかったけど、その先には活気を感じる景色が堪能できた。

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地べたを張ってのぼった歩道橋
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その先にはダカール中心部に向かう道と街の景色


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2022年05月16日

ティエスでの活動終了

   あっという間に、ティエスでの滞在が終わろうとしてる。19泊20日の最終日は、銀行に行って現金引き出したり、ビラ―ジュという工房に行って、お土産にする工芸品の確認と支払い。便利な翻訳アプリで、フランス語会話ができてしまう。セネガル人はみな親切で優しく、おもてなしの心があって、日本人の気質に合う国民性と思う。今日は親しくしてくれてるコマーレさんと、翻訳アプリで会話しながら、何度もごはんを振舞っていただいたお礼と、引き続き活動の応援をお願いしてきた。すると、目にうっすら涙を浮かべながら、何度もうなずいてくれた。しっかり伝わったと思う。

   夕方からバスケ会場に行ってきた。正直、競技用車いすは少ないし、壊れてるのが多いし、屋外の荒れ荒れコートだし‥‥。まだ普及にはいくつもの課題があって、指導するところまでいかない状況。それでも、大変な砂道を車いすやバスで、週3回通ってくる選手たちの気持ちは受け止めた。何とかバスケ車を贈る方法考え中。コーチのダムさんも、ティエスで健常者の大人から子供まで、そして車いすバスケも一緒に指導してくれてる。そういう意味では少し安心してる。本当に素敵な人たちばかりで名残惜しい。

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今日は練習を見守った
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ダムコーチ(後方中央の水色ユニ)が記念撮影を誘ってくれた

   それから、最後の最後で最高の?食事に出会えた!松尾さんいわく、セネガルB級グルメ。ホテルの近くにあるローカル食堂にて晩ごはん。パスタの上に肉やジャガイモや玉ねぎがのってて、特製の塩辛いソースとマヨネーズがかかっている謎の食べ物。料理名聞くの忘れたけど美味しかった。ティエスで食べたものでは一番か(笑)真っ暗な場所で撮った画像は、イマイチだけど伝わるかな?これで500フラン(約100円)だって。数日前レストランで3800フラン(約760円)のハンバーガー食べたけど、今日の方が安くて美味しかった。

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超ローカル食堂だが、地元の若者たちで賑わってた
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このB級グルメは美味しくて完食!

   明日から、首都ダカールに移動。ダカールの活動は調整中のことが多い。とりあえず、街中アクセシビリティチェックや、最新アリーナを視察する予定。それから、JICA事務所や日本大使館への訪問など、また違った活動も楽しみだ。土曜日は、現地から生配信オンラインイベント開催。あと9日間でやれることを、しっかりやって帰国したい。

 
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