2021年04月30日

シンポジウムのアーカイブ視聴情報

   パラサポのメッセンジャー事務局から、先日開催されたシンポジウムの、アーカイブ視聴情報のメールできたので紹介。2時間20分とかなり長いけど、Stay homeのGWなので、お時間がある方はぜひ視聴していただきい。

▼一般向けご案内URL
https://www.messenger-event0421.com/archive
※視聴前に閲覧者情報の入力が必要となります。


posted by J's page at 20:24| 独り言

2021年04月29日

緊急事態宣言でGW突入

   いや〜、さすがに1年以上になることは想定の範囲外(笑)しかも、今年のGWは飲食店で酒類の提供はなし。って言うか、臨時休業の店が多いこと。実はこれまで、1人で飲みに行くことはチラホラあった。しかし、それもなしということで、本当に自宅にこもる生活だ。最低でも11日までの2週間。もし、延びたらひと月くらいになるのかな?

   通信教育でも始めようか?と考えたけど、興味あるものがない。今日は朝から倉庫の整理とデモ機のメンテ&調整作業。18時頃までやることあったけど、明日からどうしよう。東京からは出れないから、都内を電車で巡るツアーや、1人キャンプも考えたけど、きっとそういう場所も混んでるのかな。望みの図書館も臨時休館。

   今回の緊急事態宣言も守るつもり。個人的には、「そこまで神経質にならなくても!」って思いだけど、万が一感染して他人にうつすのがイヤ。少し手首の調子が安定しているから、夜道をジョギングするくらいなら許されるか?
posted by J's page at 20:07| 独り言

2021年04月28日

シンポジウムの反応

   昨晩、パラサポの事務局から、先日のシンポジウムに対するアンケートの回答がメールされてきた。バタバタでざっくりしか見れてないけど、全体的には高評価だったように思う。イベントは山脇さん(パラサポ会長)、山本さん(パワーリフティング)、中村さん(アクセンチュア)の単独講演。さらに、三阪さん(ラグビー)、岡崎さん(アーチェリー)、そして神保のクロストークと盛り沢山だった。中でも山本さんの講演が高く評価されていたように思うけど、俺自身も本番前に関わらず、食い入って聞かせてもらったから納得した。素晴らしい内容だった。

   これから、じっくりとアンケートの回答内容を確認したい。職業や年齢も多岐にわたり、多くの方々に視聴いただけたことは光栄。ただ、少し前に書いたけど、今後オンラインイベントに参加するか否かは悩み中(苦笑)活動を知って頂く手段と考えれば、必要なことかもしれないが…。それと、月刊バスケットWEB版に、シンポジウムの記事が掲載されているとの連絡も受けたので紹介。

   月刊バスケットの記事 https://www.basketball-zine.com/parasapo_0421


posted by J's page at 14:17| 独り言

2021年04月25日

激安?バスケ車見つけた!

   以前から「KADOKURA」(カドクラ)という、ブランド名は知ってた。たぶん、全て海外で生産して、日本国内で安価を実現している会社。松永製作所に勤務していた頃も、全く競合することが無かった会社なので、それほど詳しく知る機会もなかった。

   フリーとなって、色んな情報を得るためネットサーフィンしてたら、「KADOKURA」のサイトに行き当たった。実は車いすスポーツの普及を考える上で、一番ネックになってるのが競技用(体験用)車いすの価格。競技用は販売台数が少ないので、海外生産するスケールメリットがない。国内で製作すれば、仮に同じサイズであっても、職人が1台ずつゼロから作り上げる。国産手作り製品ゆえに、安価にできない理由がある。これは、家電などを含めて、全ての製造業でも言えることではないだろうか。ちなみに、国産であれば安くても20万円以上する事実。

   俺は日本製が世界で一番優れていると思っている。特に性能を必要とするトップレベルの選手が使用する車いすは「日本製」推し。ただ、底辺を広げる普及を考えると、1台20万円以上する状況はツラい。それでも、国内ならば寄付等を含めて購入や寄贈が可能なレベル。しかし、途上国や中進国ではハードルが高すぎる。今こそ、色んな視点で物ごとを考える必要性感じる。高価であっても、ユーザーに届ける手段を考えるのも一つ。また、普及用に超安価な車いすを想像する余地もありそう。

   もしかしたら、この話題はある意味タブーかも。でも、俺は良い物は良いと評価し、積極的に取り入れたい。ただ、「KADOKURA」を話題にしたのは、この製品が良い!と言いたいからじゃない。実際の車いすは見たことも、乗ったことも無いしね。ただ、こんな安価な競技用車いすがあったのか!?という驚きと事実。また、興味がある方にとっては、入手できる手段になるかもな〜と。

キャプチャ2.PNG
画像を見る限り悪くないけど、説明文がやや意味不明(笑)

   画像を見る限り、各メーカーのバスケス車を見て研究した様子が伺える。今流行りのフレームワーク、高さ調整式リアツインキャスター。また、バンパー形状は旧タイプよりも実用的になっている。更に、既成寸法ながら各部寸法は、需要の高い寸法範囲。性能は二の次だとすれば良くできている”気がする”(笑)あくまでも画像を見る限りの話で、俺は何の責任も負えないので悪しからず!

posted by J's page at 15:39| 独り言

2021年04月24日

環境に優しく、優れた耐久性の「粉体塗装」を紹介

   昨日、家の掃除してときに気づいた話。2階の出窓に約10年間飾ってた、松永製作所のMP「Air Brid」フレーム。当時、不要となったものを持ち帰った。毎日陽が当たる場所に放置してたけど、このフレーム見て驚く、色あせてない。普通の溶剤塗装(液体塗装)なら、数年で白っぽくあせるのに。ちなみに、樹脂サイドガードはベコベコに変形。ステッカーは紫外線の影響でか色が抜けてる。さらに、内側のウレタン製クッション材は、ひび割れてボロボロ。それなのに、ほとんど塗装は変わってない。スゴイ!
出窓.jpg
出窓に10年間放置したフレーム

外側.jpg
樹脂サイドガードはベコベコになり…、

ステッカー.jpg
ステッカーは紫外線で色素が抜けて白くなり、

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ウレタン製クッション材は、陽の当たらない内側なのにひび割れてボロボロ。

   粉体塗装(パウダーコート)とは、色の付いた粉を塗装用ガンに充填し、フレームに吹き付ける。その後、オーブンで焼き付けて、表面に膜ができるよう浸透させる塗装方法。どぶ漬けできる溶剤塗装に比べてかなり手間だけど、塗膜が厚くて剝がれにくく傷に強い。また、シンナーやラッカーを使用しないので、ほぼ無害で環境にも優しい。さらに、余った粉は集めて再利用できる。今で言うSDG‘sに対応した塗装? 本当は単色塗りが理想で、よく使われている場所は、消火栓の赤いドアとか、コインロッカーやエレベーターの壁でほとんどが一色。また、粉体塗装に使われているクリアコートは、紫外線に強いのも魅力。話によれば、BMW等の欧州車でも採用されているらしい。欧州では環境問題に配慮し、早くから溶剤塗装を廃止し、粉体塗装の採用を義務付けているとか。

   MPのフレームは、標準色から全て粉体塗装が採用されてる。松永製作所で採用するまでにドラマがあった。俺にとって忘れられない思い出。12年前に営業で九州を訪れた際、偶然Jet custom coating(ジェット カスタム コーティング)と出会った。俺はすぐに粉体塗装の特徴と美しさに魅了され、どうしてもMPに採用したくて、何度も熊本まで足を運んだ。本来なら単価が高く、車いすの標準色で採用するには難しい状況だったけど、A社長の男前決断で全面協力に!(笑)でも、結果は大成功。今でもMPの塗装はJetの粉体塗装が採用されている。10年以上経っても変わらない塗装品質はさすが。ちなみに、粉体塗装を標準色で採用しているのは、松永製作所のMPだけ。その事実は知って欲しいな。

   俺はあの頃、超暴走で無謀な話を通し、強引に塗装の外注先を変更した。無茶はしたけど、イイものは採用すべきという信念だった。それを渋々ながら?受け入れてくれた松永製作所には感謝。結果オーライであることを願う!(笑)そして、JetのA社長は「神保さんの意気込みに応えるため、魂を込めて塗らせてもらいます!」って、言ってくれた言葉が忘れられない。やっぱ思い入れある。松永製作所もMPも。それからJetの粉体塗装も。もちろん、俺のB-MAX再塗装もJetに依頼。宅急便で送れば簡単だけど、A社長に挨拶を兼ねて、東京から日帰りで熊本に持参する予定。

ジェット カスタム コーティング インスタグラム
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posted by J's page at 10:27| 独り言